ハイドロキノンとアルブチンの美白効果と特徴について比較しました

ハイドロキノンとアルブチンの美白効果と特徴について比較しました

 

陶器のような白い肌はやはり女性にとっての憧れ。古来より「色白は七難隠す」とまで言われるほど、価値の高い美容ポイントです。そんな美しい白い肌を実現するために、欠かせないのが美白成分。

 

中でも、注目度の高い美白成分ハイドロキノンの効果や特徴について、同じ美白成分であるアルブチンと比較しながらまとめてみました。

 

ハイドロキノンとは

ハイドロキノンとは、p−ジヒドロキシベンゼンという物質の美容分野での呼び名で、他にはヒドロキノンなどと呼ばれています。ハイドロキノンは、写真を現像する際の還元剤として使われるなど、還元する力が強いという特性があります。

 

そして、写真の現像作業現場で肌を漂白する効果があることが注目されたことから、美容分野において美白を目的とした医薬部外品として、ハイドロキノンが利用されるようになりました。

 

ハイドロキノンの美白効果は、メラノサイトに働きかけることによるものです。シミは外部刺激を受けたケラチノサイトがメラノサイトに影響し、生成されたメラニン色素がケラチノサイトに蓄積され過ぎてしまうことによってできます。

 

ハイドロキノンはメラノサイトにメラニン色素を作らせないようにすることで、美白効果を発揮します。つまり、すでにできてしまったシミにも効果を発揮する、積極的な働きの美白剤といえるでしょう。

 

ハイドロキノンの使用について

ハイドロキノンは大変強い美白効果がある分、使用には注意も必要です。ハイドロキノンを使用する際は、必ずSPF20以上の日焼け止めを使用するなど、紫外線対策を入念にする必要があります。これはハイドロキノンが紫外線によって変質し、肌への刺激になるのを防ぐためです。

 

また使用時には既定の容量を守ることも大切です。主に美白目的で配合されるハイドロキノンの量は2%〜4%です。あまりに濃度の高いハイドロキノンを使用すると、白斑などの副作用を引き起こしかねません。

 

アルブチンとは

アルブチンはコケモモ、リンゴンベリー、サンタベリー、マッシュルーム、梨、ツツジ科のハーブ類などに含まれている美白成分。主にコケモモなどに含まれるαアルブチンと、主にツツジ科のハーブ類に含まれるβアルブチンがあり、αアルブチンはハイドロキノンとグルコースの結合体です。

 

主に肌の美白剤に使用されているのは、αアルブチン。βアルブチンよりも肌の美白に効果があり、その効果の差は10倍以上にもなると言われています。アルブチンの美白への働きはメラニン色素ができる前にその生成を抑えるという効果にあります。

 

シミの原因はメラニン色素が過剰に蓄積されることでした。そして、メラニン色素はチロシナーゼがメラノサイトの中でチロシンと結合することで生成されてしまいます。アルブチンはこのチロシナーゼに直接働きかけ、チロシンとの結合を防ぐことで、メラニン色素の生成を抑えてくれるのです。このように、アルブチンは予防的に働くことで美白効果を揮する美白剤であるといえるでしょう。

 

ハイドロキノンとアルブチンの違い、比較

ハイドロキノンとアルブチンの美白効果の違いをまとめてみましょう。ハイドロキノンはすでにできてしまっているシミやくすみにも効果があります。その漂白する力は強力ですので、シミなど患部のみにピンポイントで塗布するようにします。

 

一方、アルブチンは顔全体に塗ることができます。安全性が高く優しいかわりに効果に即効性はなく、すでにできてしまっているシミやくすみを消すことには向いていません。予防に効果を発揮するタイプの美白剤です。

 

  • 即効性、還元効果を期待するなら、ハイドロキノン
  • 継続的に使用して予防を期待するなら、アルブチン

 

このような違いがあります。自分の目的にあった美白成分を選んで、より効果的な美白をめざしましょう。

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